グラン・トリノ
映画 グラン・トリノ を観に行ってきました。
アメリカを舞台に、偏屈な老人とアジア系少年との交流を描いたヒューマンドラマです。
観る前は“ほのぼの系”かと思っていたのですが、結構シビアな内容でした。
人種差別・治安の悪さ・自動車産業の凋落・核家族化など… アメリカ社会が抱える様々な問題がメッセージとして含まれていて、色々と考えさせられました。
そんな中、老人が隣家の家族との関わりを通して、自身の偏見を自覚し次第に心を解きほぐしていく様が丁寧に描かれていきます。
主人公を演じたクリント・イーストウッドは、さすがに存在感が抜群ですね。
街のチンピラ達と対峙する場面では、しぐさや表情でド迫力の雰囲気を醸し出します。
そして、友人の若い姉弟役の演技も素朴でわざとらしさが無く、好感が持てました。
BGMなど演出は至ってシンプルですが、脚本がしっかりしているのでずっしり心に響きます。
特に、結末のシナリオには圧倒されました。
ショッキングなシーンがあって多少重々しさは気になりますが、私としてはイーストウッド監督・主演作品の中では1番好きですね。
ということで
自己満足度 : 9点/10点満点
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